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ハーラン エステート プロプライエタリー レッド ナパ ヴァレー [2018] (正規品) Harlan Estate Proprietary Red [赤ワイン][アメリカ][カリフォルニア][ナパバレー][750ml]

[トリプル] 100点 ◎年に一度の正規蔵出し品、到来。

過去、単体8度もの【RP100点】を誇る、ご存知カリフォルニア・カルトの元祖、『ハーラン・エステート』に、"トリプル満点戴冠"の最新’18年が到着いたしました。

メーリング・リストの解除者がほとんど出ないことから、市場に出回るものも並行品が多く、蔵出し品の割合はほんの僅か。

輸入は年に一度のみであり、この時期だけ。

なお、正規品は画像のように青い巻紙にまかれております。

▼ハーラン・エステート…それは "究極選抜" の繰りし▼ 1989年、ビル・ハーランがメリーヴェイルを始動した当初、醸造設備を持っていなかった彼が訪れた場所が『ロンバウアー』でした。

当時ロンバウアーの醸造家を務めていた人物こそがボブ・レヴィであり、二人はここで出会います。

「意気投合」という表現がまさにぴったりだったのでしょう。

ここからハーランの伝説は始まります。

ハーラン・エステートの完成は、ピラミッドを登る様子にも似ています。

それは数え切れないほどの取捨選択…選抜の繰り返し。

十年かけて行われた土地の選択と準備から始まり、最上のクローン選定に、最高の人選。

育まれた果実の選果は房単位ではなく「粒」単位、回数は三度。

除梗においても茎は当然のことながら、葉っぱの一欠けらさえ混じることを許されません。

使用されるのはフリーラン・ジュースだけ…。

こうして頂上を目指して繰り返される選抜。

一歩一歩登る毎に削ぎ落とされ、篩いに掛けられてようやく完成したほんの一握りのワイン。

ゴールではありません。

この出来上がったワインから、ハーランになる事を許されるのは、たった2/6のみ。

あとは1/6がメイデンになり、3/6…つまり約半数はバルクとして外部へ売却されてしまいます。

1987年より幾度かの試作品を造り上げた後、’91年に満を持して一般販売公式リリースを迎えます。

この’91年はアドヴォケイト初掲載のヴィンテージでもあり、獲得した【RP98点】は、初登場作品としては異例のハイスコアでした。

後年(1997年)、パーカーはこの’91年に対して次のように語っています…「ブラインド・テイスティングではその場で最も注目を集め、殆どのテイスターがメドックの一級と間違えた。

」 ただし、この一般公開となった’91年が処女作というわけではなく、一部の関係者らへ限定して公開された幻のファースト・ヴィンテージが存在します(>>※コチラ)。

▼ハーラン・エステイト(Harlan Estate) 2022年6月現在、単体としてナパ史上最多、8度の【RP100点】を誇る、「元祖」カリフォルニア・カルトにして絶対的王者、『ハーラン・エステート』。

ロバート・パーカーをして「ムートンとシュヴァル・ブランを混ぜた、新世界版ラ・ミッション・オー・ブリオン/完璧なるワイン。

」と言わしめた作品。

オーナーは様々な職を経験し、最終的にはホテル・不動産業で成功を収めたビル・ハーラン。

セント・ヘレナに土地を購入してまずは『メリーヴェイル』を新規ベンチャーとして立ち上げ、ワイン造りやワイナリ運営のイロハを修得。

1980年代から購入し始めていた畑からいくつかの試作品を作り上げた後、’90年ヴィンテージにて非公式初リリース(>>詳細)、そして1995年に正式ファースト・ヴィンテージの’91年をリリースしました。

迎えたチームはご存知魔術師ミシェル・ロランに、ワインメーカーはカリフォルニアが誇る最上のワインメーカーの一角、ボブ・レヴィ(現在はボブ・レヴィがコンサルタント。

醸造家はコーリー・エンプティング)。

ブドウの選別は通常房ごと行われるところをハーランでは「粒ごと」に行い、さらなる厳しい品質への追求は極小さな果梗やほんの少しの葉っぱまでに至ります。

ミシェル・ロランは現在までに数多くの最高級ワインを含む、100を越えるコンサルタントを務めてきましたが、氏によれば「私がこなしてきた世界に及ぶこれまでの経験のなかで、ハーランほど細部に至って収穫するワイナリーは見たことが無い…」と述べています。

カリフォルニア・ワインが到達できる可能性を極限にまで追求した、完璧主義者の集団によって生み出されるまさに至高のワインの1つと言えるでしょう。

設立当時、不動産業者であったビル・ハーランは、モンダヴィ翁とともにヨーロッパを訪問し、歴史や技術を学びました。

彼が選んだ場所はオークヴィル西の丘陵(海抜225〜1225フィート)で、インポーター資料には「97haの土地を切り開き…」とありますが、実際の畑面積はその二割以下(17ha)。

栽培品種比率はカベルネが70%、メルロー20%、フラン8%、プティヴェルドが2%。

全てヒルサイドに段々畑状に密集して植樹されており、土壌はフランシスカン頁岩という粉砕された岩石が表面を覆っています。

1/3が堆積土壌、2/3が火山性土壌。

繊細且つ緻密に行われる収穫、選果、徐梗の後、果皮をつけたまま醗酵、ステンレス・タンクとオーク槽を併用して長い醸し期間を取ります。

ポンピング・オーバーはせず、樽を転がすことで同じ効果を出しています。

ミディアム・トーストのオーク樽(一つ$1200以上)で熟成。

無ろ過・無清澄にてボトル詰め。

◎2018年ヴィンテージ ’18年は、前作’17年より一本あたりの芽数を少なくしました。

4月初めに萌芽を確認。

降雨量は平年よりやや少なかったものの、タイミングはジャストで、3月~5月の三ヶ月間で年間降雨量の半分近くが降った為、ブドウ樹は春に本来の力を発揮することができました。

その結果、開花も申し分なく、バランスよく結実。

ハーラン自ら「近年では最も温和」と語る生育期となり、気温が32℃を超えることは稀で、一度も38℃を超えることはありませんでした。

9月に畑でのぶどうを試食した際、ハーラン曰く「驚異的なブドウのポテンシャルを確信した」そうで、意図的に収穫タイミングを前倒ししました。

統括する二代目はウィル・ハーラン(右画像)。

数年前はあどけさ残る面持ちでしたが、今や若かりし頃のお父様そっくりですね。

手摘み収穫後、丁寧に選果、除梗し、ステンレスタンクとオークの発酵槽を併用して発酵。

その後、仏産新樽(ミディアム・トースト)で20~25ヶ月の熟成。

繊細なタンニンは彫刻のような質感を持ち、宝石の様々なカットと繊細な金細工を思わせる多面的な芸術品のよう。

祝祭のように華々しいだけでなく、自然の調和と長い時間から成る連綿とした歴史を感じさせるワインです。

パブロ・ピカソが「芸術は日常の生活で穢れた魂を洗い清めてくれる」と述べましたが、ハーランが目指すワインとは、まさに人と自然が造りだす「芸術」。

ラベルには寓話のエピソードを描写した絵柄が使用されているのもその一環です。

●まさにカリフォルニアの至宝。

■パーカー監修アドヴォケイト誌97-100ポイント ■ジェブ・ダナック100ポイント ■ジェームス・サックリング100ポイント

楽天で購入236,500円(税込み)