ゴースト・ホースのカベルネ・ソーヴィニヨンには、入口なるカベルネが1種と、上位レンジに、ファントム、アパリッション、スペクター、プレモニションという名の順で高額となる4種のカベルネが存在しております。
この「ファントム」は、上位4種のカベルネ(ファントム、アパリッション、スペクター、プレモニション)の中では、最もソフトで究極のシルキーさを持つ「柔」の銘柄です。
飲むほどに妖艶で強靭。
脳裏に憑りつきます。
チェスでいう神出鬼没のクイーンのような存在です。
生産数は、わずか288本です。
■ヴィンヤードについてゴーストホースのヴィンヤードは、ナパ・ヴァレーの最南端、東部のクームスヴィル地区(Coombsville)。
葡萄の生育・成熟期間がナパ・ヴァレーで最長のエリア環境下にあり、非常にゆっくりと成熟を迎えることから強靭な葡萄が多く育つ地域として生産者に知られています。
ゴーストホースの畑は、たったの3.02エーカー、そして1エーカーあたり2200本を植樹 (畝幅は1.5m、葡萄樹間のスペーシングは1.2m)というタイトスペーシングによって果皮が分厚く実が凝縮し、マイクロクライメート、朝夕の霧、土壌の複雑性など実に様々な環境が入り組んだ土地柄で育てられています。
ヴィンヤードは、標高858mのヴァカ山脈麓にあり、寒流のサンパブロ湾が東側方向に近いことから夏〜秋にかけても朝には冷気に近い霧が立ち込むため、複雑かつ非常にユニークな酸を葡萄内に構成します。
ゴーストホースが手掛ける各ワインは、それぞれ違う区画の独立したキャラクターをもつ葡萄の特性を極限まで引き出され、ひと樽で数千ドルする最高級の新樽を贅沢にも2度使用して、各ロットが醸造されてます(ダブル・オーク法)。
■ゴースト・ホースについて地質のスペシャリスト、ジオロジストであり、ゴースト・ホースのオーナー兼ワインメーカーは、トッド・アンダーソンです。
ナパヴァレーで育ち、カリフォルニア州ストックトンにあるパシフィック大学で地質学を修め、ロバート・モンダヴィ、ルイ・マルティーニ、ジョー・ハイツら友人からワイン造りを学んだそうです。
ゴースト・ホースの最初のヴィンテージは2000年でしたが、世界に、その名が知られるようになったのは、2009年12月のことでした。
ニューヨークで開催された「Cult Wines against Ghost Horse」と呼ばれるダブル・ブラインド・テイスティングで、名だたるカルト・ワインを下し、トップを奪取したことで、ゴースト・ホースのワインは、世界で最も話題になっているワインのひとつとなりました。
ちなみに、このとき、対戦相手となったのは、ハーラン・エステート2003、グレース・ファミリー2005、エイブリュー2001、フトー2005、シェーファー ヒルサイド・セレクト2002、メーラス2005、レイミー ペドリガル2005、ダラヴァレ マヤ1999、アロウホ エイルーズ2002という名だたるカルト・ワインだったそうです。
原語表記:Ghost Horse Fantome Cabernet Sauvignon[2017]ワイン生産地: アメリカ/カリフォルニア/ナパ/ナパヴァレー/クームスヴィル品種: カベルネソーヴィニヨン100%容量: 750mlワイン分類: スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口Wine Score:ワイン アドヴォケイト: -点ワイン スペクテイター: -点Awards: -
楽天で購入396,000円(税込み)